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2007年08月 アーカイブ

2007年08月01日

気まぐれクラウン、2勝目に向けて、その時?

 7月31日、クラウンの旭川での3戦目のレース、よりによって最終の12レースだ、2時30分に浦河の会長宅を、例によって会長婦人、弟さんのホテル社長、私と3人で競馬場に向う、気持ちは全員、東京に向う将棋の坂田三吉の心境(何が何でも勝たねばならぬ~)だ、頼むぜぜクラウン気まぐれなぞ起こすなよ、普通に走ればいいんだからな、一生懸命走らなくても良いんだよ、お前のペースで回ってさえ来れば必ず1着になれるから、こんな簡単なこと無しょ!そんな事を考えハンドルを握りながら、夕暮れの空を眺め、誰にも言え無いけど、クラウンに叫ぶ。それにしても20時30分のスタートは大変だ、どう考えても浦河に帰ってくるのは、夜中の2時頃だ、お前に付き合うのも体力が要るわ。道中富良野だの美瑛だの北海道ファンなら涎の出るようなコースを、横目でチラッと流し、ラベンダーが綺麗だ~。19時に着く、馬主駐車場に車を入れ、ガードマンの方に頭を下げたら、何も提示しないのに敬礼された、田舎は良いや。早速、元調教師の血が騒ぎ、今日の馬場コンデションや前回とのタイム差などをチェックする、8時パドックの上の掲示板に手書きで書かれた名前の下に510k+6を見つけショック!太った原因をいろいろ頭の中で探す、クラウンがパドックに入ってくる、前回よりもハミを取り、前向きだ!でも+6kgがな~騎手が乗り一段と気合いが良い、馬場に入りウオーミングアップ開始チョッとハミ掛かりが悪いな~。スタート前の輪乗りの気合は頭を下げ今までに無く良い、スタートさえ良ければと願う、ゲートインが始まりクラウンも入り最後の外枠の馬も入り、ゲートの赤ランプが点き、双眼鏡シッカリ握り2枠のクラウンを見るとえ~!横を向いてスタンドの方を見てる、お前何考えているんだ!ゲートが開いた1番ケツだ!俺は4時間半もかけてお前を応援に来ているんだぞー、あーあー万事休す、気まぐれオーナーの顔が競馬場内の実況スクリーンに浮かぶ、1000mでは、出遅れたらまったくの致命傷だ、3コーナーで先頭の馬から10馬身以上離されている、4コーナーにかかる頃、それでも先団グループの後の馬に取り付いた、馬場の真ん中を通り、並ぶ間もなくゴール前で1馬身抜け1着となる、力が抜けた嬉しいけどバカヤロー!だ、お前に付き合うには救心薬を持って歩かなきゃな~、本当に心臓に悪いわ。隣のオーナーの奥さんを見る、しゃがんで座り込み泣いていた、いつまでもいつまでも、私は声もかけられず黙って立っているだけだった、クラウン、お前はこんな素晴らしいオーナー夫妻に出逢えて本当に幸せだな、もう気まぐれやめれ、会長から奥様に電話が入るが泣いて、日本語になっていない。帰りの車中あちらこちらから気まぐれクラウンのフアンから奥様の携帯に電話やらメールが入る、アレ会長、ばかにおとなしいね?と訊ねると、奥様曰く、ビデオの録画教えてきたけど、再生の仕方教えるの忘れてきた、危なくハンドルを取られる処だった、それじゃ録画の意味無いと思うけど、会長、今頃カッカしてるぞ山の中で電話は繋がらないし、帰るのは夜中の2時頃になるだろし、明日が心配だ。

2007年08月11日

2回目の祝勝会

翌日、例によってつぼ八で祝勝会を開く、育成所の従業員も全員呼び、会長の会社の社長、ホテルの社長、会長の義兄で札幌に住む道庁のOB、この方は最初にクラウンが旭川で走った時、御夫婦で応援に来て下さったが、3着だった、2回目のレースの時、何故か出走を知らせなかったが、その時に勝った、やっぱり勝ち運の無いのは義兄だ!と言うことに成ったようで、3回目のレースに義兄が応援に行くと言うのを、あんたが行くと、馬が機嫌が悪くなるから行くな、と前回の祝勝会の時、会長が酔った勢いで叫んでたのを(本当に酔ってたかな?)思い出す。そしてやっぱりビデオの話になる、レース実況

2007年08月12日

全国のキヤンピングカー仲間に

 当方、64歳と54歳の旅好きな夫婦ですが、北海道が大好きで、日高が大好きで、馬が大好きで、海が好きで、山、川が大好きで、自然な食べ物が大好きで、なによりもアルコールをコヨナク愛す、人間大好きな、そして犬の好きな夫婦です、私達も、キャンピングカーで道内を回り、一番困るのが電気、水道、トイレです、私たちの家は国道から300Mぐらい入った、牧場に囲まれた海や山の見える、小高い丘の上にある小さな家ですが、キャンピングカーが2~3台は停まれるスペースは有ります、日高路を旅する時、時間が有りましたら、立ち寄って、旅のヨモヤマ話など聞かせてください、当方も熟年進行中につき、出来ましたら50歳以上の方の仲間を、友としたいですね、薪ストーブの炎の分かる方、絵、写真、俳句、詩、やっぱりアルコールが一番いいな、沖縄の泡盛、九州の焼酎、新潟の久保田、秋田の八海山、北海道は・・・・ワインから焼酎、酒、何でもあるべさ、北海道の肴が1番だー!

これが噂の、気まぐれクラウンです。


           8月16日、検疫を終え洗い場で体を洗ってもらっている所です。  

2007年08月18日

クラウン、美浦トレセンへ!

 気まぐれオーナーや、クラウンの熱いフアンの夢を背に8月14日8時30分、馬運車に乗り込みJRAカムバックの第一歩を刻み始めた。通常1台の馬運車には4~6頭ぐらいの馬を1度に運ぶのが一般的だが、今日はクラウン1頭だけで、貸切で運ぶそうな、まるでG1ホース並みだ、クーラーは完備されていても5頭も6頭も積んでいたら、この暑さでは馬の体温で、なかなか効かない、何となく、運もクラウンを後押ししてくれているような気がしたのを感じたのは、見送りに来てくれたオーナーご夫妻、ホテルの社長達の顔からも伺える、馬には輸送熱と言う病気と闘わなければならない、第一のハードルが待ち受けている、これに罹ると発熱が続き、肺炎など併発し体調を崩し調教が出来ず休養を余儀なくされ、又育成場に戻されるケースも多々有る。関東地方は連日34℃~36℃だと言う、体が付いて行けるか気まぐれ王子、明日逢いに行くからな~。

逢いに来たぞクラウン!

 9時のフライトに間に合うように6時30分に家を出る、車の中から調教師に電話を入れ体温の確認をするが38.2度との事で、まぁ~まぁ~ひと安心、それにしても日高も熱い朝から28度だ、今年はなんか変だな。羽田に着いた34度だ~!乗り換える度に汗をかいたり、電車の中のクーラーが効き過ぎて寒くなったり、美浦は遠いわ。3時の検疫退厩に合わせ、トレセンに入る、厩舎で待機していると4時頃、二人の厩務員に曳かれ、気まぐれ王子の顔が見え隠れ、少し痩せたようだ、輸送減りしてスリムに見える、担当の厩務員を紹介される、クラウンに劣らぬ好い男だ、27歳と若いけど地方競馬で騎手見習いをしていたらしく馬には相当数乗っていたようだ、話の中、言葉の端はしに先生を信頼してる様子が伺える、人柄も良さそうだ、良かったなクラウン、お前の良い所、悪い所全部話して行くからな、何で気まぐれのお名前を頂戴したかもね!.・・・・38度だよ、浦河に帰りたいよ~

2007年08月19日

馬インフルエンザ

 これからの、生活、調教、レースの全てを先生と、Y君に任せ早朝のトレセンを後にし、6時05分のスーパーヒタチに乗る、車中、師から電話が入る、馬インフルエンザで、全馬移動禁止令が出たとの事、今週の開催は出来ないと思う、と深刻な声。クラウンは昨日入厩しているので、問題は無いが、新馬戦を使ったストロングが昨日退厩している、生産牧場の鮫川牧場に体力が回復するまで休養を御願いしているので不安が頭を掠める、初めて馬インフルエンザが発症したのは36年前で、その時は中央、地方共に2ヶ月間、開催も移動も出来ず、調教師を開業した年で大変な思いをした、確か流産にも影響を与えたと思う、記憶を甦らすのに時間が掛かる、間もなく鮫川氏から電話が入る、無事に着いたと明るい声、あ!これは事態を何も知らないな、と感じ事情を説明し、血液検査を御願いする、羽田に着く頃には、あちらこちらから情報が入り、かえって頭の中が混乱しパニックだ。真っ直ぐに鮫川牧場に行く、馬を見て氏といろいろ状況を話していると、奥さんが小走りに、お父さん!検査の結果、陰性だったって!と笑顔で伝えてくれた、よかったと、安堵すると力が抜けた。そういえば朝から何も食べてなかった、行くときは土浦のうなぎ、帰りには空港内にある(田鮨)で光り物の握りを醤油じゃ無くて、塩味で戴く、北海道は鮨ネタは何でも美味しいけれど、光り物とあなご、だけは大味すぎてイマイチだ、腹減った~。

夢想苑

 55歳ぐらいを過ぎ、夫婦で、或いは一人で、好きな事をし、好きな時間を過ごし、欲望を捨てた、しかし夢だけは持っている、そんな仲間を募りたい、絵を描くも好し、陶芸をするのも好し、写真、魚釣り、山菜採り、温泉、乗馬、砂浜があり.川、山、牧場と、小高い丘で眺望がよく、国道まで200M、冬でも雪掻きなど、ほとんど無い、夏でも20~23度とクーラーなど要らない、千歳空港まで2時間、周りは牧場で、土壌が良いから家庭菜園等には適している、空気が美味しい、夜は星が近い、こんな素敵な所は無いと思う、私も日本のほとんどの地方を周り、世界の欧米豪と歩いてきました、北海道の軽井沢と言われる実感を、住んでみて理解出来ました、周りの人々の人柄も良い、作家の佐藤愛子先生が、40年近く別荘を構えていらっしゃるお気持ち、住んでみて分かります。是非遊びにいらっして下さい、ウニ、イカ、タコ、シャケ、ツブ、ホッケ等の魚類、コンブ、海藻、本当に何でも有る、遠~くじゃ鯨も泳いでる?夜は薪ストーブで暖をとり、酒でも飲みながら、歩いた人生語るのも悪く無いべさ!

2007年08月22日

またやった!気まぐれ。

 今朝、9時師から電話が入る、心なしか声のトーンが低い、何かやな予感が頭を走る、(ゲート試験落ちた)ウン???、チョッと待て、ソリャ無いだろお富さん、電話は続く(あと10センチが入らなかった、2回目に、気合を付けて入れたら今度は入ったから、金曜日の日にもう一度受けます)、クッソ~あの気まぐれめ~、色男厩務員め、可愛がり過ぎたな、気まぐれクラウンはそんなに甘くないぞ~、思い知ったか~、あ~去勢が頭に浮かぶ、会長言ってたな~、クラウンが走って種馬に成ったら、宮下さんに3株お礼に上げるから、一株1000万として、3000万だぞ!すごいだろー!判った、判った、その前にゲートに入らなけりゃレースが出来ないよ~、あの日は、チョッと1杯多かったたもんな~ァ会長。気まぐれ会長に何て話しよう、血圧上がるだろうな~。

2007年08月25日

今日のBTC近辺の風景です。

野菊

今朝の育成所近辺の風景です、もう北海道は秋です、1週間前の暑さが遠い出来事のような風が、くびすじを吹き抜けていきました。


2007年08月28日

クラウン元気かい?

 今日もトレーニングの帰り、君のオーナー気まぐれ会長の処で奥さんの煎れてくれる美味しいコーヒーを御馳走になって来た、毎朝のことで申し訳ないと思うのですが、本当に申し訳ありません。そこで会長の口から必ず君の話が出る、昨日は南Wコースで強目を乗られたことを、奥さんのケータイのサイトから探せと言ってたらしが、奥さんのケータイにはまだタイムが出ないらしく、(宮下さんのケータイと同じのに変えてこい!)と何処かの気まぐれが吼えていた、クラウン!聞こえるか~。サイトに表示される追い切りタイムを、朝から何度も見たいんだと、こんなに遠く離れていても、君の事は心配で仕方ないんだね、幸せも者だね会長は、間違えた~クラウンは。マアマア順調のようだから、安心した?いやしてないな明日の追い切り見てからだ~。

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自己紹介


1943年 千葉県船橋市出身。
厩務員、騎手、調教師(28歳~48歳、621勝)を経て育成トレーナー。
早田牧場場長の時には、ビワハヤヒデ、ナリタブライアン、マーベラスクラウンを育成。その後数多くの重賞ウイナー馬達とめぐり合う。

*ミヤシタ塾を卒業した生徒たち*

GⅠ馬:
[朝日杯]ナリタブライアン
[皐月賞]ナリタブライアン
[ 〃 ]ナリタタイシン
[日本ダービー]ナリタブライアン
[菊花賞]レオダーバン
[ 〃 ]ビワハヤヒデ
[ 〃 ]ナリタブライアン
[宝塚記念]ナリタブライアン
[ 〃 ]ダンツシアトル
[ジャパンカップ]マーベラスクラウン
[阪神牝馬S]ビワハイジ

GⅡ、GⅢ馬:
ペガサス
イイデライナー
マイシンザン
ビーコペガサス
パルブライト
マーベラスサンデー
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